樹木希林さん
樹木希林さん 1943年1月15日生まれ
宿命として見た場合に、俳優に向いているとは言えません。
それでも俳優に成れますし、更には長きにわたり活躍すること、功績を残すこと、人々に感動を与えることも出来るのです。
但し、そのためには自分の運勢を削っていかなければならなくなります。
宿命からの姿と違う生き方をするとは、そういうことです。
運勢を削っていくとは、自分の運勢なのか、もしくは誰かの運勢なのか・・・
樹木希林さんが俳優になった時の運気は、不安定な運気でした。
これを「大運天中殺」といいます。
「大運天中殺」は、14歳から始まって20年間続きます。
「大運天中殺」で俳優になることは、俳優業を続けている限り、「大運天中殺」の作用がずっと付いて回ると考えます。
「大運天中殺」で始まったこと、特に自らの意思で選んだ事や相手に対しては
極力、受け身でいること・流れに任せるといった生き方が求められます。
また、「大運天中殺」での運勢のダメージを少しでも軽減させるには、頑張り過ぎないこと→淡々とこなしていくことです。
結婚も「大運天中殺」の運気でした。
最初の結婚、二度目の内田裕也さんとの結婚も「大運天中殺」でした。
注目するべき点は、内田裕也さんからの離婚には応じず、離婚無効の訴訟を起こし、そのことが認められて勝利したことです。
「大運天中殺」の観点から申しますと、相手から言われた離婚であるならば、それに応じることが望ましいです。
内田裕也さんの宿命から見た場合、結婚した時の運気は「天中殺」で、しかも「妻中殺」という運気でした。
「妻中殺」とは、内田裕也さんから見た場合に、妻との縁が薄くなることを意味します。
このために、内田裕也さんからすると、自分の妻に対して気持ちや思いが通じないといったことが起こってきます。
そういう運気の作用がベースにある結婚だった、ということです。
こうなると、妻である樹木希林さんの方が我慢出来るかどうかが、結婚生活のカギになると考えます。
ただ、内田裕也さんは「妻中殺」の運気であること以外に、性格的に非常に強い宿命であることなどからは
おそらく樹木希林さんとしては、我慢も限界となっていたのではないかと予想します。
(内田裕也さんの宿命からは、最大のエネルギーを有する「天将星」が存在すること・考え方に全く融通が利かないことが表れています)
しかし、それでも樹木希林さんは離婚を選びませんでした。
ここから長い別居状態が続きましたが、喩え別居状態といえども、夫婦である以上は「お互いの運勢の繋がり」というモノが生じてきます。
このことも、ゆくゆくは樹木希林さんの運勢に影を落とす結果になったと捉えます。